僕は待っていました、この日を….
ついに、FUJIFILMよりX-S20が公式発表されました!!
僕は上位機種である、FUJIFILMのX-H2を使用していますが今回は、X-S20の性能をレビューしていこうと思います!
早速行ってみましょう!
興奮冷めやまぬ思いで、執筆しております。誤字等ありましたら、申し訳ありません。お問い合わせページよりご連絡いただけると幸いです….
X-S20ってどんなカメラ?
「裏面照射型 X-Trans CMOS 4」というセンサーと、最新の「X-Processor 5」という画像処理エンジンを搭載した、約2610万画素のミラーレスデジタルカメラです。センサーは、従来機の「X-S10」と同じですが、最新の高速画像処理エンジンを搭載しているため、AF性能が格段と上がっています。
撮影素子 | X-Trans CMOS 4センサー (APS-Cサイズ) |
有効画素数 | 約2610万画素 |
画像処理エンジン | X-Processor 5 |
記録メディア | SDカード |
撮影感度(ISO) | ISO160~12800 (1/3ステップ) |
手ぶれ補正 | センサーシフト方式5軸補正 (最大7.0段) |
内蔵フラッシュ | 手動ホップアップ式 TTL調光フラッシュ |
液晶モニター | 3.0型 バリアングル式タッチパネル付きカラー液晶モニター |
フィルムシュミレーション | 19モード |
重量(バッテリー、メモリーカード含む) | 約491g |
最新の画像処理エンジン
最新の画像処理エンジンである、「X-Processor 5」が採用されています。これにより、性能が向上しているにも関わらず、X-S10よりも消費電力を抑えられています。また、iPhoneなどで使われている圧縮性に優れた「HEIF」というファイル形式にも対応しました。
また、最新の画像処理エンジンが搭載されたことにより、狙った被写体を正確にフォーカスする、「被写体検出AF」にも対応しています。Koukiは実際に被写体検出AFを日頃から使っていますが、とても便利な機能です。難しいことを考えずに、直感的に撮りたいものを撮ることができるので初心者の方にはぜひ使っていただきたい機能です。X-S20では、「動物、鳥、車、バイク、自転車、飛行機、電車、昆虫、ドローン」を検出することができます。また、AUTOモードを使用すると、シーンを判別して自動で被写体を検出し、ピントを合わせたまま追従してくれます。
上位機種である「X-H2」で新規開発した、AFの予測アルゴリズムも搭載しています。動体への追従性や、ゾーンAF・コントラストが低い環境下でのAF精度が大幅に向上しています。
大容量バッテリー
バッテリーが、最新上位機種でも使われている大きめのバッテリー「NP-W235」が採用されました。これにより、1つのバッテリーでの撮影可能枚数が、従来機の2倍超となる750枚となっています。エコノミーモードを使用すれば、800枚ほどが撮影可能となります。X-S10では、バッテリーの持ちに対して不満の声も出ていましたが、これで問題なさそうです!
バッテリーの容量が増えるほど、通常であればサイズは大きくなってしまいます。しかし、X-S10とX-S20ではほとんどサイズが変わりません。重量も20g増程度のものです。性能が向上しているにも関わらず、サイズ感を変わらないようにしているのは、技術の結晶だと思います。
Koukiは工業系の学生なのでよく分かるのですが、ある程度まで突き詰められているとサイズを小さくしたり、重さを軽くするのってとても大変なんです。しかし、X-S10とX-S20ではほとんど重量には差がありません。ますますFUJIFILMが好きになりそうです!!
解像度が上がった液晶パネル
X-S10では、約104万ドットの液晶パネルでしたが、X-S20では約184万ドットに解像度が向上しています。液晶パネルを見ながらの撮影や、画像再生時に細かい部分までしっかりと確認できるようになりました。
最近話題の、Vlog撮影を意識している機種となるので、液晶モニターはバリアングル式です。そのため、自撮りをすることが可能となっています。
フィルムシュミレーションのフィルム数が増加
X-S20では、「ノスタルジックネガ」が追加され、19種類のフィルムを選ぶことができるようになりました。「ノスタルジックネガ」は1970年代にカラーフィルムを使った表現として登場した「ニューカラー」をイメージしたものです。
アンバーに味付けされたハイライトと、色ノリの良いシャドウで印刷された写真のような雰囲気を表現します
カメラに表示される説明文より
暖かめのホワイトバランスにして撮影するのが、Koukiのお気に入りです。ちなみに「ノスタルジックネガ」はKoukiが1番使っているフィルムです。
忘れちゃいけない動画性能
なんと、「6.2K/30p」での撮影が可能です。つい最近まで4Kですごいなと思っていたような気がするのですが、もうそんな時代は終わったんですね… 4:2:2の10bit記録に対応しています。詳しく説明すると長くなってしまうので今回は割愛しますが、エントリーモデルとは思えないほどの高画質な動画が撮れるということです。
また、Vlogモードを新しく搭載しています。モードダイヤルをVlogに合わせることで、セルフィー撮影時に簡単にカメラ設定を変更できます。
商品撮影モード
YouTubeなどで商品紹介をするときに、ピントがなかなか合わないなんてことありますよね。しかし、このカメラではそう言ったことは少なくなりそうです。自分の顔の前に料理や商品をもってくるような場合、メニューをワンタップし設定をオンにするだけで、顔から手前のモノに自然にフォーカスが切り替わるように、設定を変更できます。
背景ボケモード
自撮りで撮影するときなどに、背景ボケモードをワンタップでONにするだけで、背景を自然にボカすよう、簡単に設定を変更できます。おしゃれな動画が簡単に撮れそうです。
三脚グリップにも対応
三脚グリップ「TG-BT1」を装着することで、撮影時の機動性とホールド性を向上させることができます。また、低い位置からの撮影や、自分撮りも行いやすくなります。
名前の通り三脚としても使えるので、とても便利です。
新アプリ 「FUJIFILM XApp」
新しく公開された、「XApp」に対応しています。スマートフォンに画像を転送したり、遠隔で撮影をすることができたり、画像に位置情報を添付したりすることができます。本体自体も安定性が以前よりも強化されているみたいです。
ネット上では、「FUJIFILMはアプリが良くない」などと言われていますが、Koukiはそんなことないと思っています。むしろ、周りで他社機種を使っている友達は、「FUJIFILMが1番アプリがしっかりしている」と言っているくらいです。
僕は、アプリを使い倒したい派の人だったので、ネット上で調べた時に一瞬躊躇してしまった過去があります。しかし、接続はとても安定していて素早く接続することができるので安心してください。
まとめ
X-S20はエントリーモデルながらも、上位機種に負けないくらい高性能なカメラです。
これからカメラを始めてみようと思う方にはもちろん、普段は他機種を使っているがFUJIFILMのカメラも使ってみたいなという方にもおすすめです。
次の記事では、従来機のX-S10と色々なところを比較していこうと思います。
ぜひご覧ください。
覗きに来ていただきありがとうございました。